山道を歩いていて
道脇の崖に突き出た石から生えている木を見つけた。 「嘘だろう?」と思い回り込んで確認すると 突き出た岩の割れ目から直径は2㎝前後の赤松の幹が伸び出ている。 「なんでまたこんな所に」と思わず声が出た。 赤松の種が岩の細い割れ目に流れ込み そこに根を下ろしたのだろう。 割れ目の幅は1㎝もないし中には土らしい土等無い にもかかわらず、赤松はそこからすっくと幹を伸ばし 枝先には青々とした葉まで付けている。 その姿を見ている内に ノートルダム清心学園理事長だった渡辺和子さんの 「置かれた所で咲きなさい」 と言う言葉を思い出し、 「そりゃそうなんだけど、 よりによってわざわざこんな窮屈なところで無くても良かったのじゃないかい」 と同情した。 しかし、この赤松はいずれ置かれた岩を割って成長するか 岩に挟まれたまま力尽き枯れるのかも?
by terujiinoyamagoya
| 2018-02-17 21:14
| 森の風
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